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ツボ・経絡とは・・・?

東洋医学でよく聞く「ツボ」「経絡」ってご存じですか?
患者さまによく質問を受けます。

ツボは、正式には「経穴」と呼ばれ、経絡上の要所・要点にあるものです。
全身に400カ所ぐらい存在しますが、多くは関節や筋肉・神経・血管上にみられます。

経穴は、体調が悪くなった時、何らかの反応が表れる点なのです。

鍼灸の施術に使われるだけで無く、あんま・マッサージ・指圧の施術点にもなります。筋肉のコリや痛みをやわらげ、気血の流れを調節する目的に使います。


経絡とは・・・?

体中をめぐる「エネルギーの流れるライン」と考えるとわかりやすいかとおもいます。

地図を思い出してください。
身体を日本に置き換えると、主要なエリアに別れて名前が付けられていますよね。(関東エリア、関西、中部、九州。北関東、東京、大阪。など・・・。どんどん細かくなりますね。)。身体もエリアごとに名前がつけられています。(手の太陰肺経。足の陽明胃経・・などです。)


そのエリアに走る主要な道が経絡といえます。(国道や中国自動車道、阪神高速など。)

大きな道はよく知られていますが、そこから伸びた細い小さな道がエリア中走っているように、経絡にも小さな流れが体中に流れています。


その、小さな流れが隅々まで行き届いているからこそ、荷物はどこにでも届けられます。経絡も同じです。体中にめぐっているからこそ、大事なエネルギーが体中に運ばれて行くのです。

そして、道路上にトラブルが起こると大事な荷物が届かなくなるように、経絡上に問題が起こると大事なエネルギーが届かなくなります。荷物が届かなくなると、その地域は大問題です。また、そのために経済が動かなくなったり、情報が遮断されたり。日本中に大きな問題となってしまうことにも繋がります。
地方の小さな問題が、いつの間にか日本中に影響をおよぼす大きな問題となることもあるように、小さな経絡の問題が、大きな身体のトラブルが原因であることもあるのです。

このように考えると、小さな問題だと思っていたことが、その裏に大きな問題が隠れていることがある!というのが理解して頂けると思います。

エネルギーを作るのは大事な臓器であり、そのどこかに問題があれば体調は悪くなります。また、そんなに大きな問題でなくても、すこし疲れて「気血」の流れが悪くなっただけでも、身体を動かすのがおっくうになったり、寝てばかりになってしまうことは、日常よく起こります。

身体の不調が大きな問題から起こっているのか?小さなトラブルが原因なのか?
見極めて行くのが、「見立て」になります。私たちは、患者さまと一緒にお話をお聞きしながら、辛い箇所を手で直接触れたり確認し原因を探していきます。そして、経絡をつかった東洋医学の考え方をもとに、徒手や鍼灸を駆使して身体の不調を整えていきます。

鍼灸の方法も色々あります!

【ノーマル鍼灸】
痛い部分、肩や腰といったポイントを決めてアプローチする鍼灸です。

【パルス鍼】
患部に鍼をした後にパルス(電気)を流します。10分程度。
通常の指圧・マッサージにプラスするとよりオススメです!

【鍼シール(パイオネックス)】
頚・肩・腕などに貼る、鍼のシールです。
患部や経穴に貼ることで疲れの緩和を目指します。

【東洋医学鍼灸】
東洋医学の考え方を取り入れた鍼灸です。
脉やお腹、背中をみることと問診の組み合わせで
鍼灸をするツボを決めます。
副交感神経が高ぶるのでリラックスしやすく、
最近 疲れがとれないと感じているかたにオススメです。